小室哲哉氏逮捕のニュース
何か、やるせないというか、妙な気分ですよね
ちょっと前まで長者番付で2年連続全国4位だった人が
借金返済に負われて詐欺で逮捕
六本木の元社長の言葉を借りれば
「盛者必衰、栄枯盛衰」
「世知辛いねえ」
今回の逮捕の要因は著作権の2重譲渡
前にも触れましたが著作権には
大きく言って
財産権としての狭義の著作権と
著作人格権に分類されます
広義の著作権は
著作物を創作した時点で自動的に付与される権利ですが
財産権としての著作権は
その権利を譲渡することが可能で
一般的に音楽業界では出版社やレコード会社に
作詞や作曲などのした著作物を譲渡して
創作者は印税という名の使用料を受け取る契約になっています
財産権としての狭義の著作権は譲渡してしまえば
既に創作者に何らの著作権はなく
小室氏は既に譲渡してしまって自分に権利がないにもかかわらず
投資家という人に10億円で存在しない権利を
あるかのように欺いて譲渡話をもちかけたということ
偽りをもちいて他人に財産的な損害を与えようとしたということで
詐欺罪の罪状での逮捕と成りました
このニュースですっかり影が薄かったもう一つの著作権の話
森進一さんが
「おふくろさん」を歌えるようになったらしい
これは著作者人格権の話です
著作者人格権という権利は
永遠に著作者しかもち得ない権利で公表権、氏名表示権、同一性保持権がありますが
「おふくろさん」問題は同一性保持権の問題
同一性保持権とは
著作物を改変されない権利で
歌手が楽曲を演奏するときに
著作者の承諾なしに勝手に中身を変えてはいけないという権利
森進一氏は「おふくろさん」の一部を勝手に変え歌った為に
作詞者から同一性保持権の侵害として怒りをかいました
しかし、作詞者の遺族との和解が成立し
晴れて「おふくろさん」を歌うことができるらしい













